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冷房病とは?

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エアコンについて紹介しています。

冷房病とは?|エアコンを付けると調子が悪くなる原因と対策

エアコン(特に冷房)を付けている部屋に入ると体の調子や鼻の調子が悪くなる方がいます。
メンテナンスが行き届いていなければ、エアコン内部で繁殖したカビなどのハウスダストが原因として疑われますが、メンテナンスがきちんと出来ている場合でも体調が悪くなる方もいます。
考えられる原因は多くありますが、心当たりがある場合には、それに応じた対策を立てる必要があります。
このページでは「エアコンを付けると調子が悪くなる原因と対策」「冷房病について」などのエアコンによるトラブルに関する知識を紹介します。

エアコンから吐き出されるハウスダストが原因の場合

エアコンは構造上、内部でカビが繁殖することを防ぐことが出来ません。
特に、エアコンのメンテナンスが悪い場合には、エアコンの内部ではカビや細菌が繁殖して、コロニー(カビ菌株の集合体)を作ります。
エアコン内部に作られたコロニーでは、カビは繁殖するためにカビ胞子を撒き散らしますので、エアコン運転中はカビ胞子を部屋中に撒き散らしている事になります。
一般の家庭の空気中のカビ胞子数は約100個/立方メートルほどと言われていますが、エアコンの手入れが悪いと空気中のカビ胞子数は10倍以上にもなるそうです。
カビ臭い嫌なニオイが部屋に充満するのはもちろん、空気中に撒き散らされたカビ胞子は、呼吸によって体内に侵入し、アレルギー性鼻炎になったり、あるいは肺胞内で繁殖し病気を引き起こす場合もあります。
エアコン内部のカビだけでは、病気を引き起こすほどにはならないとは思いますが、アレルギー性鼻炎(カビアレルギー)になる可能性があるということは頭に入れておく必要があり、特に、赤ちゃんや小さなお子様がいる家庭では注意が必要です。

■ エアコンを運転させると鼻がムズムズする。鼻水がでる。
■ エアコンを付けたまま寝ると鼻の調子が悪くなる。

このような症状が出た場合にはエアコンから吐き出されるハウスダストが原因のアレルギー性鼻炎になっている可能性があります。
この場合には、エアコンクリーニングによって症状が改善される可能性があります。

エアコンのカビ|エアコンの内部は何故カビが繁殖するのか?


長時間冷房で体が冷やされ続けることが原因の場合

人間の体温は自律神経(交感神経と副交感神経)によって常に一定の温度に調整されています。
暑さに対しては交感神経が優位となり、末梢血管を収縮して血流を悪くすることで体を冷やします。
寒さに対しては副交感神経が優位となり、末梢血管を拡張して血流を良くすることで体を温めます。

また、自律神経(交感神経と副交感神経)がそれぞれどのような時に働くかというと、
交感神経は、体を活発に活動させる時に働く神経で、アドレナリンが作用します。
副交感神経は、体がリラックスしている時に働く神経で、アセチルコリンが作用します。


つまり、興奮している時などの体を活発に活動させる時に働く交感神経は、末梢血管を収縮して血流を悪くすることで体を冷やし、睡眠中などの体がリラックスしている時に働く副交感神経は、末梢血管を拡張して血流を良くすることで体を温めているわけです。
さらに、身体は季節でも変化していて、夏は熱を逃がしやすい体、冬は熱を逃がしにくい体になります。
オフィスで仕事をしている時などでは、基本的に、体を活発に活動させる時に働く交感神経が末梢血管を収縮して血流を悪くすることで体を冷やしています。
そこに冷房で冷やされた部屋という状況が加われば、さらに体の熱が奪われるわけです。

■体の冷えや手足の冷え
■頭痛や腹痛・倦怠感、下痢、風邪など

このような症状の場合、冷房による冷えと交感神経による冷えによって、体感温度以上に身体が冷やされすぎている可能性があります。
これは、「冷房によって寒くしすぎ」という問題なので、心当たりがある方は、オフィスに上着を常備しておき、冷房が効いたオフィス内では上着を着ることで症状が改善される可能性があります。


室外と室内の温度差による自律神経の異常が原因の場合(冷房病)

人間の体温は自律神経(交感神経と副交感神経)によって常に一定の温度に調整されています。
暑さに対しては交感神経が優位となり、末梢血管を収縮して血流を悪くすることで体を冷やします。
寒さに対しては副交感神経が優位となり、末梢血管を拡張して血流を良くすることで体を温めます。

夏場のオフィスや家などで、冷房を使用して室内温度を低く設定してい場合などでは、外気温と室内温度の差が大きくなり、温度差が大きい場所を何度も行き来していると、自律神経への負担が大きくなります。
暑い室外では、交感神経が末梢血管を収縮して血流を悪くすることで体を冷やします。
寒い室内では、副交感神経が末梢血管を拡張して血流を良くすることで体を温めます。

これを繰り返すことで、自律神経が混乱して体調を崩してしまうのが、【冷房病(クーラー病)】と呼ばれるもので、特に、5°C以上の急激な気温変化には自立神経は対応できないと言われています。
悪くなると体温調節機能やホルモンバランスにまで影響することもあるとも言われます。
さらに、体温調節機能が低下して免疫力が落ちることも考えられ、血流も悪くなる可能性があります。

■体の冷えや手足の冷え
■頭痛や腹痛・倦怠感、下痢、風邪など
■食欲の低下、生理不順、生理痛

このような症状の場合、室外と室内の温度差による自律神経の異常が原因で、体温調節機能やホルモンバランスが崩れてしまっている可能性があります。
この場合には、設定温度を27℃以上にして、室外と室内の気温差を5~7℃の範囲内にすることで症状が改善する可能性があります。(オフィスなどでそれが無理な場合、オフィスに上着を常備しておき、冷房が効いたオフィス内では上着を着るなどの対策を施す必要があります。)
ただし、これは冷房によって体調が崩れる原因と考えられている可能性の一つであり、自律神経の異常が原因だと言い切ることは出来ません。


冷房病(Wikipediaより)

冷房病という病名は存在しない(正式な病名ではない)。
冷房が強く効いたエリアに長時間いた後、外気温にさらされることを繰り返したときに起こる体調不良といわれているが実際には冷房との関連ははっきりしないことが多い。
日本独自の概念であり世界では通用しない。
自律神経の働きが不安定な乳幼児や老人、薄着で冷房の強いオフィスにいる女性労働者に多く見られる。

【原因】
人間の体温調節をつかさどる自律神経は、5°C以上の急激な気温変化に対処できないため、それが繰り返されると、体温を下げる交感神経と体温を上げる副交感神経のバランスに異常をきたし、自律神経失調症類似の症状となる。
なお、冬場の暖房でも同様の温度差があるが、厚着により体温調節機能が補われるため、冷房病のような症状をきたすことはほとんどない。

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